この墓所の管理を頼まれている義兄様からのご依頼です。
地元に住んでいない為、地震で石塔が倒れ外柵が崩れてしまった事を電話では伝えきれない。 
どう云う状態か、とにかく当家に伝えなければとお墓の状況写真を撮り送ったそうです。
取りあえず直す事で決まり、基礎からやり直すのであれば復元では無く‥‥ 後は頼むよ。
東京にいるので何時も義兄さんにお願いしてるから‥‥ね。と、任されたそうです。
任されたとはいえ、お金が絡む問題です。 
『どのような形にすれば一番いいのか、維持も簡単な  一緒に考えてくれ!』と、相談されました。
この壊れた状態では何も考えつかないし、どれだけの物が再利用出来るのかもわからず、
損傷状態を把握する為にも、解体し工場へと運びました。
外柵、墓誌、お石塔もだいぶ欠けなどがあり(それも正面)リサイズか補修か、悩みます。
リサイズの場合は他の部材とのバランスも考えなければ、と考えるが事が出てきます。
幾つかの御提案をさせて頂きました。
一から作るなら維持が簡単にフラットな形にして欲しいと、云う要望なので時間を頂きました。
傷付いたお石塔や墓誌など補修、着色をし設置する事に
石目に合わせ筆で・・・このような細かな作業は女性にお願いして
角や辺が欠けた所をパテを盛り成形し‥
石目に合わせ着色をしていきます。
余剰材や損傷材を基礎に使いお石塔の礎となってもらいました。
ご相談受けた時は本当にどうしてよいのかわからず
外柵、お石塔、階段と崩れ落ち、どのようにすれば良いのだろう。
色々と悩んだ末にこのような形にしました。
スッキリと仕上がりよくできた。と、お褒めの言葉を頂きました。
お問い合わせは、メール または お電話で。お待ちしております。  このページのトップに戻る