こちらのお客さまはお父様の十三回忌を迎えるにあたり墓所の工事をなされました。
以前は共同墓地のため外柵はございませんでした。
ここ数年共同作業も勤務の関係上中々都合がつかず分割しようと話合いがもたれ
実現したそうです。
高低差が90センチもあり、どうそれをクリアするか、頭を痛めました。
ご当家の申し出は墓地の高低差はあり広いですが
       外柵はつけないでシンプル
       古い石塔と建立する供養塔とのバランス
       墓誌
       お地蔵さんらしい地蔵尊 
供養塔は同墓所にも幾つか建立されておりましたがイメージが違うと言う事で
パソコンで形や文字の雰囲気などをすでに調べていました。
いずれは自分がお世話になるので後悔したくないので。と、
開眼式の時に立会わせて頂きましたが、御子息にデザインはどなたが考えたのですか?
ご当家の御要望を聞き、打合せをし設計しました。と、お答えしました。
キャド図をお渡し再検討の上下記のようになりました。
又、ご親族の方々も立拝み形式の墓所に興味を示されたようです。
正面から見ると高低差を感じさせないと思いますがサイドから見ますと‥‥。
また、キャド図と実際に出来上がった墓所を見て下さい。灯籠はお客さまの希望の形のモノを納めさせて頂きました。
          (真壁小目石)
日本人のおじぞうさんって感じで、
いいですねと、御家族から言われました。
お父様が建立なさった石塔(1尺3寸)は五輪塔との
バランスを考えスリン付の1尺にリサイズしました。
ご先祖の戒名も2枚の墓誌に納めさせて頂きました。
廻りの土を中に運ばないよう砂利を通路に敷きました
高台にある墓所より自宅が臨めます。        
古代型五輪塔は加賀田糠目石で
御希望の形の灯籠は桃山灯籠でした。真壁小目石で、
親柱、腰石、敷石は稲田御影石です。
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